楽天ペイ d払い どっちが得|税務担当者向け比較と経費処理

楽天ペイ d払い どっちが得|税務担当者向け比較と経費処理

楽天ペイ d払い どっちが得

ポイント還元で得しても税務処理で損してる

この記事でわかる3つのポイント
💰
還元率の本当の差

楽天ペイは1.0%、d払いは最大2.0%まで可能だが条件が厳しい。税務担当者が実務で選ぶべき基準を解説

📝
会計処理と仕訳の違い

電子マネーの仕訳は支払方式で異なる。未払金計上のタイミングや消費税区分の正しい処理方法を紹介

🧾
領収書発行と経費精算

楽天ペイは自動PDF発行、d払いは手書き対応が必要。税務調査で困らない証憑管理のコツを解説

楽天ペイとd払いの基本還元率の違い


楽天ペイの基本還元率は1.0%です。楽天カードと連携することでこの還元率を実現できます。2026年3月以降、楽天キャッシュ払いの最大還元率は1.5%から1.0%に引き下げられ、条件も「月5回提示」に厳格化されました。


参考)PayPay・d払い・楽天ペイ比較!今お得なのはどれ?|wo…


d払いの基本還元率は0.5%ですが、dカード支払い特典で0.5%が上乗せされ、合計1.0%還元になります。さらにdポイントクラブのランクによって最大2.0%まで還元率がアップする仕組みがあります。ただし3つ星ランクには直近3カ月で600ポイント以上(6万円の決済)、5つ星ランクには5000ポイント(50万円の決済)が必要です。


参考)https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2601/28/news099.html

つまり基本は同じ1.0%ですね。


税務担当者の視点では、還元率だけでなく経費処理の手間も重要になります。d払いで高還元を狙うには、月17万円近い決済が必要になるため、経費支払いの規模が大きい企業でないと条件達成は困難です。楽天ペイは条件がシンプルで、楽天カード連携だけで1.0%還元が確保できるため、中小企業の経費精算には使いやすいでしょう。

楽天ペイとd払いの会計処理と仕訳の違い

電子マネーの会計処理は、支払方式によって仕訳方法が異なります。楽天ペイとd払いはどちらも「クレジットカード式(ポストペイ型)」に分類され、チャージ不要で後払い決済が可能です。


参考)電子マネー利用時の仕訳方法は?個人事業主向けに勘定科目を解説…


経費を支払った時点での仕訳は以下のようになります。


参考)【日常仕訳】「PayPay」などの電子マネーを使用した際の処…

  • 借方:勘定科目「消耗品費」・税区分「課仕10%」
  • 貸方:勘定科目「未払金」・税区分「対象外」

クレジットカードから引き落とされた時点で、未払金を消し込みます。


この処理は楽天ペイとd払いで共通です。



注意が必要なのは消費税区分です。


キャッシュレス決済の手数料は、クレジット系が「非課税仕入れ」、QRコード決済が「課税仕入れ」となり、明細を確認しないと正しい消費税計算ができません。また、売上計上時には決済手数料を控除する前の金額が課税標準額となるため、簡易課税の判定にも影響します。

半月ほどのタイムラグがありますね。

税務担当者は、現金と違って入金までのタイムラグが生じるため、未収金の計上を忘れずに行う必要があります。複数のキャッシュレス決済を利用している場合は、摘要欄にサービス名を記載するか、「(サービス名)売掛金」のように勘定科目を分けると管理しやすくなります。


参考)電子マネーの仕訳に使う勘定科目まとめ


楽天ペイとd払いのポイント還元と税務上の取り扱い

キャッシュレス決済で得たポイントは、使い道によって税務上の扱いが変わります。商品購入時の値引きとして使う場合は、課税対象になりません。一方、ポイントを金融商品の購入代金に充てた場合は、ポイント利用相当額が「一時所得」として課税対象になります。


参考)https://www.tkc.jp/consolidate/webcolumn/column202507_2_col01


楽天ペイは楽天ポイント、d払いはdポイントが貯まりますが、どちらも通常ポイントに加えて期間限定ポイントも税金の支払いに使えます。楽天ペイの場合、確定申告の納税にも楽天ポイントや楽天キャッシュが利用可能で、期間限定ポイントも有効活用できます。


参考)確定申告の納税は楽天ペイが利用できる!手続きの流れや注意点を…

一時所得の扱いになるわけですね。

税務担当者が経費精算でポイントを使用する場合、以下の2つの方法があります。

  1. ポイント使用後の支払金額を基に所得控除額を計算する方法
  2. ポイント使用前の支払金額を基に所得控除額を計算し、ポイント使用相当額を一時所得として算入する方法

どちらの方法を採用するかは、税理士と相談して会社のルールを決めておくと、経費精算がスムーズになります。個人事業主の場合は、一時所得の年間合計額が50万円を超えない限り、確定申告の必要はありません。

楽天ペイとd払いの領収書発行と経費精算の実務

税務調査で困らないためには、適切な証憑管理が不可欠です。楽天ペイは購入履歴から楽天が発行した定型の領収書をPDF形式でダウンロードできます。領収書発行の条件は、発送完了報告済後で決済が確定された注文(ステータスが「お支払い確定」)であり、注文日から2年以内であれば何度でも発行可能です。


参考)【楽天ペイ】「領収書」発行機能リリースのご案内

d払いには楽天ペイのような自動領収書発行機能がありません。店舗で手書きの領収書をもらう場合は、但し書きに「d払い決済」と明記してもらうことを税理士が推奨しています。これは医療費控除などの際にも、決済方法を明確にしておく必要があるためです。


参考)税理士ドットコム - [確定申告]d払い、楽天ペイ、クレジッ…

楽天ペイが便利ですね。


経費精算の実務では、以下の点に注意が必要です。


  • 📋 領収書には決済方法を明記する(d払い、楽天ペイ、カード決済など)​
  • 🧾 楽天ペイのPDF領収書は2回目以降「(再発行)」と記載され発行日も更新される​
  • ❌ 後払い決済や代金引換では領収書発行ボタンがグレーアウトする​

楽天ペイの自動PDF発行機能は、経費精算の手間を大幅に削減できるため、税務担当者にとって大きなメリットです。一方、d払いは手書き領収書の管理が必要になるため、経費精算の件数が多い企業では事務負担が増えます。


楽天ペイとd払いのキャンペーンと使える店舗の比較

楽天ペイとd払いは、それぞれ独自のキャンペーンを展開しています。楽天ペイは楽天市場の「楽天スーパーセール」や買いまわりと連動したキャンペーンが強く、楽天経済圏ユーザーには有利です。d払いはドコモユーザー向けの還元キャンペーンが多く、「3日間限定+〇%還元」といった短期集中型が特徴です。

使える店舗数ではPayPayが全国400万か所以上と圧倒的ですが、楽天ペイはファミマ、セブンイレブン、吉野家、松屋、ビックカメラなど大手チェーン中心に展開しています。d払いはローソン、マツモトキヨシ、ドコモショップなどドコモ関連施設に強みがあります。

エントリー必須なので要注意です。

税務担当者が経費支払いで使う場合、以下のような使い分けが効率的です。


  • 🏪 コンビニやチェーン店での日常経費:楽天ペイ(大手チェーン対応が広い)​
  • 📱 ドコモショップや通信費関連:d払い(ドコモ関連で高還元)​
  • 🎯 キャンペーン対象店舗での大口支出:その都度確認して使い分け​

ただし、2026年2月現在、無印良品の店頭ではd払いと楽天ペイの両方が非対応となっているなど、店舗によっては利用できないケースもあります。経費精算で特定の店舗を頻繁に利用する場合は、事前に決済手段の対応状況を確認しておくと安心です。


参考)無印良品でd払いが店頭で使える決済全比較と非対応理由・おすす…

楽天ペイとd払いの独自視点:税務調査でのデータ透明性リスク

キャッシュレス決済の普及により、税務調査におけるデータの透明性が高まっています。現金取引と違い、電子決済は全ての取引履歴がデジタルデータとして残るため、申告漏れのリスクも高まっているのです。


参考)デジタル決済と税務:キャッシュレス化で注意すべきポイント &…

楽天ペイとd払いでは、取引履歴の管理方法に違いがあります。楽天ペイはアプリ内で購入履歴を一覧表示でき、CSV形式でのエクスポート機能を持つサービスもあります。d払いもアプリ内で履歴確認が可能ですが、会計ソフトとの連携機能の充実度は各サービスで異なります。


データの透明性が増しましたね。


税務担当者が注意すべき点は以下の通りです。


デジタル決済の透明性は、正しく処理していれば税務調査でも有利に働きます。一方、仕訳ミスや計上漏れがあると、データが残っているため指摘されやすくなります。楽天ペイとd払いのどちらを選ぶにしても、会計ソフトとの連携を活用し、リアルタイムで正確な帳簿を維持することが、税務リスクを減らす最善の対策になります。

マネーフォワードやfreeeなどの会計ソフトは、楽天ペイ・d払いの両方に対応していますが、連携設定の手順や自動取込の精度は定期的にアップデートされるため、最新情報を確認しておくと良いでしょう。特に消費税の軽減税率やインボイス制度への対応状況は、税務処理の正確性に直結するため、設定ミスがないかチェックが必要です。


電子マネーの仕訳に使う勘定科目まとめ|マネーフォワード
会計ソフトでの電子マネー処理の詳細な仕訳方法と勘定科目の使い分けについて、実務で役立つ情報が掲載されています。


キャッシュレス決済の手数料と知っておきたい注意点|東北税理士会
キャッシュレス決済の消費税区分や簡易課税への影響など、税務上の注意点が詳しく解説されています。




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