弥生会計クラウド個人事業主向け機能と選び方

弥生会計クラウド個人事業主向け機能と選び方

弥生会計クラウド個人事業主向け機能

実は弥生クラウドは無料でも青色申告できます。


この記事のポイント
💰
初年度無料で使える料金体系

個人事業主向けの青色申告オンラインは、セルフプランが初年度無料、2年目以降も年額12,980円(税込)とコスパに優れています

🔄
自動化機能で効率アップ

銀行口座やクレジットカードの明細を自動取込し、AIが取引を自動仕訳するため、手入力の負担が大幅に削減されます

📊
インボイス制度に完全対応

適格請求書の入力、少額特例、2割特例など、2023年10月開始のインボイス制度に必要な機能がすべて揃っています

弥生会計クラウドの個人事業主向け料金プラン


個人事業主向けの弥生会計クラウドには、青色申告用と白色申告用の2種類があります。


参考)弥生の会計ソフトはどれを選べばいい?個人事業主向けに違いを比…

青色申告オンラインは3つのプランから選べます。

  • セルフプラン:年額12,980円(税込)、初年度無料で全機能が使える基本プラン
  • ベーシックプラン:年額25,080円(税込)、初年度無料でメール・チャット・電話サポート(年10回まで)が付く
  • トータルプラン:年額43,560円(税込)、初年度半額で業務相談を含む無制限の電話サポートが受けられる

白色申告オンラインは、フリープランがずっと無料です。


参考)やよいの白色申告 オンラインの料金プラン - クラウド白色申…

これは他社と比較して大きなメリットですね。


セルフプランでも銀行クレジットカード明細の自動取込、領収書の自動仕訳、決算書類の作成、各種レポート機能など、確定申告に必要な機能はすべて揃っています。


参考)弥生会計クラウドの評判と特徴を詳しく解説します。【やよいの青…

電話サポートが必要かどうかで、プランを選ぶのが基本です。


参考)【個人事業主編】freee・MF・弥生 3大クラウド会計ソフ…

弥生会計クラウドの自動化機能と入力方法

弥生会計クラウドの最大の強みは、自動化による業務効率化です。


参考)クラウド版「弥生会計 Next」とデスクトップ版「弥生会計」…

銀行口座やクレジットカードの明細がAPI連携されており、記帳作業の自動化が実現できます。

連携された取引には、取引名と金額が正確に反映されているので、手入力は勘定科目の選択だけで済みます。

つまり入力ミスが激減するということですね。


操作性はExcelに近い表形式の入力感で、見た目がなじみやすいという特徴があります。

「かんたん取引入力」という機能を使えば、簿記の知識がなくても直感的に入力できます。

初心者向けの設計が基本です。

複数人での同時作業も可能になり、データの受け渡し作業が削減され、作業効率の改善が期待できます。

弥生会計クラウドのインボイス制度対応状況

弥生会計は2023年3月20日提供の「弥生会計 23 Ver.29.2.1」以降、インボイス制度に完全対応しています。


参考)弥生会計のインボイス対応について|

具体的には、適格請求書と区分記載請求書の入力に対応し、請求書区分と仕入税額控除の設定ができます。


参考)インボイス制度・電子帳簿保存法に対応できる青色申告ソフト -…


2023年10月1日以降の仕入れ経費の支払取引は、適格請求書発行事業者かどうかで設定が異なりますが、ソフト内で適切に処理できます。

少額特例(1万円未満の課税仕入について、インボイスの保存無しでも仕入税額控除ができる措置)にも対応しています。

これは事務負担の軽減になります。


さらに2割特例(消費税の納税額を売上税額の2割に軽減できる措置)にも対応しています。

消費税関連レポートの集計や、会計期間中の課税事業者への変更にも対応しています。

弥生会計クラウドと他社製品の比較ポイント

個人事業主向けクラウド会計ソフトの3大サービスは、弥生・マネーフォワード・freeeです。

年間コストを比較すると、弥生の青色申告セルフプラン(12,980円)、マネーフォワードのパーソナル(16,896円)、freeeのスターター(12,936円)となります。

料金面では弥生とfreeeが拮抗しています。


操作性については、弥生は初心者向け、マネーフォワードは初級〜中級者向け、freeeは中級〜上級者向けとされています。

電話サポートの面では、弥生のベーシックプラン(初年度0円、次年度1,437円/月〜)で年10回まで電話サポートが受けられるのに対し、マネーフォワードのパーソナルプラスプラン(2,980円/月〜)は確定申告期のみ、freeeのプレミアムプラン(3,316円/月〜)が必要です。

サポート体制のコスパは弥生が優秀です。


経営分析レポートについては、freeeが取引先別・品目別など多角的な詳細分析が充実している一方、マネーフォワードと弥生は基本的な経営状況把握のためのレポートに留まります。

弥生会計クラウドの初期設定で注意すべき点

弥生会計の初期設定では、まず事業所情報の登録が必要です。


参考)【初期設定・事業所登録】やよいの青色申告・弥生ソフトの使い方…

氏名と屋号を入力し、勘定科目体系を選択します。

やよいの青色申告を使用している場合は、「個人」の選択のみになります。

開業1年目の方は、開業日時点の金額を「期首残高」に登録する必要があります。


参考)やよいの青色申告 オンラインを使った青色申告をするための設定…

期首残高の金額が帳簿のスタートの金額になるということですね。


具体的には、現金や銀行口座の残高を入力します。

たとえば現金10万円、銀行口座100万円といった形で、開業日時点の事業用資金を正確に記録します。

2年目以降の方は前年度の貸借対照表(青色申告決算書)を参照して入力してください。

預金口座、クレジットカード、電子マネーを事業用として管理しない場合は、それぞれ残高は入力せずに0とし、取引入力時に「普通預金(個人用)」などの個人用科目を選択します。

この設定が後の記帳に影響します。


銀行口座やクレジットカードとの自動連携を設定する際は、API連携の設定が必要で、この設定がやや煩雑という指摘もあります。

弥生会計クラウド導入時の独自の注意点

弥生会計クラウドは個人事業主向けに設計されており、法人化を目指している場合でも、個人事業主のうちから法人向けソフトを使う必要はまったくありません。

個人事業とマイクロ法人の二刀流で使う場合は、弥生IDでの管理が可能です。


参考)個人事業とマイクロ法人の二刀流!クラウド会計アプリ(弥生・マ…

具体的には、やよいの青色申告オンライン(個人事業主用、年間11,330円)と弥生会計Next(法人用、年間38,280円)を別々に契約する必要があり、合計年間41,910円(税込)になります。

弥生IDは1つで済みますね。


製品の切り替えは必要ですが、弥生マイポータルから簡単にアクセスできます。

クラウド版の弱点としては、インターネット環境に依存する点があります。


参考)弥生会計とは?特徴や料金プラン、できることなど徹底解説

通信環境が不安定な場所では作業がしづらく、オフラインでの利用ができないため、電波の弱いエリアや外出先での利用には向かないことがあります。

また、帳簿の項目やレイアウトを自由に変更するカスタマイズ性には限界があり、特定業種に合わせた細かい帳票設定や自社独自の入力ルールに対応しにくいこともあります。

業務フローに完全にフィットさせたい場合は注意が必要です。


UIの古さや連携設定の煩雑さなど、クラウド会計に高い操作性を期待するユーザーには、やや不満点が残る可能性もあります。

やよいの青色申告 オンライン 公式サイト
公式サイトでは、初年度無料キャンペーンの詳細や、各プランの比較表が確認できます。


やよいの青色申告 オンライン 初期設定ガイド
公式の初期設定ガイドでは、開業1年目の具体的な設定例や、期首残高の入力方法が画像付きで解説されています。




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