ラボル請求書作り方|審査通過のコツと記載ミス回避の完全ガイド

ラボル請求書作り方|審査通過のコツと記載ミス回避の完全ガイド

ラボル請求書作り方

手書きの請求書を提出すると審査落ちします。


この記事のポイント
📝
請求書の形式が審査を左右

ラボルのAI審査では請求書の記載内容と形式を機械的に判定するため、不備があると即座に審査落ちする

必須項目は12項目

請求先・発行者・請求日・取引内容・金額・振込先など、国税庁推奨の項目を正確に記載する必要がある

テンプレート使用が最安全

Excel・Word・クラウドツールのテンプレートを使えば記載漏れを防ぎ、審査通過率が大幅に向上する

ラボル請求書に必須の12項目

ラボルで審査を通過させるには、請求書に12の基本項目を正確に記載する必要があります。これらの項目が1つでも欠けていると、AI審査で自動的に不備と判断され、審査落ちの原因となります。


参考)http://www.ntt-finance.co.jp/billing/biz/column/20221003_3


必須項目は以下の通りです。


これらの項目が整っていれば、審査の第一関門は突破できます。特にラボルはAI審査を導入しているため、人間が目視で補完してくれることはありません。記載内容が不明瞭だと、AIは「信頼できない請求書」と自動判断します。


参考)ラボルで審査落ちする5つの理由と実施すべき対応策5選


ラボル審査で落ちる請求書の特徴

ラボルの審査で落ちる請求書には、いくつかの共通点があります。特にAI審査を導入しているラボルでは、以下のような不備があると機械的に審査落ちと判断されます。


参考)ラボルのファクタリング審査は厳しい?口コミ評判から審査落ちの…


記載内容の不備・不明瞭さがトップの審査落ち理由です。
日付の記載ミス(発行日と取引年月日の混同、未来の日付など)や金額の不一致があると、「架空の請求書」「日付や金額をごまかしている」と不審に思われます。

業務内容の記載が曖昧だったり、単価や数量の根拠が不明な場合も審査通過が厳しくなります。

手書きや自己流のフォーマットも審査落ちの大きな要因です。手書きの請求書は内容の判読が困難で、AI審査では文字認識ができず、自動的に不備と判断されます。自己流のフォーマットで作成すると、必須項目の記載漏れが発生しやすくなります。
振込先口座の記載がない請求書も即座に審査落ちします。ファクタリングでは資金の流れを明確にする必要があるため、振込先情報は必須です。​
支払期日が請求書の提出から151日以上先の場合も、ラボルの規定により買取対象外となります。また、個人宛の請求書(法人が取引先でない場合)も買取不可です。
参考)labol(ラボル)の口コミ・評判!おすすめの使い方と注意点…


これらの不備を避けるには、国税庁が推奨するフォーマットに沿って請求書を作成するのが最も安全です。次のセクションでは、具体的なテンプレートの活用方法を紹介します。

ラボル請求書のテンプレート活用法

審査通過率を高めるには、既存のテンプレートを活用するのが最も効率的です。テンプレートを使えば記載漏れを防ぎ、国税庁推奨の形式を簡単に満たせます。


Excelテンプレートが最も汎用的で使いやすい選択肢です。
MakeLeapsやロボットペイメント、The Boardなどが提供する無料テンプレートは、登録不要でダウンロードでき、インボイス制度にも対応しています。これらのテンプレートは黄色部分を書き換えるだけで正しい請求書が作成できる設計になっており、税務担当者にとって非常に便利です。


参考)請求書 – エクセルテンプレート/フォーマット集


クラウド請求書作成ツールも選択肢の一つです。
Canvaのような無料ツールを使えば、スマホアプリからでも編集が可能で、おしゃれなデザインの請求書を作成できます。ただし、ラボルの審査ではデザイン性よりも正確性が重視されるため、シンプルで読みやすいフォーマットを選ぶべきです。


参考)https://www.canva.com/ja_jp/invoices/templates/


テンプレート選びのポイントは以下の通りです。

  • 必須12項目が全て含まれているか確認する
  • 振込先情報の記載欄があるか確認する(これがないと審査落ち確定)​
  • 消費税の計算欄が税率ごとに分かれているか確認する
  • インボイス制度対応版を選ぶ(適格請求書発行事業者の場合)​

テンプレートを使用することで、ラボルのAI審査でも問題なく認識される請求書が作成できます。次のセクションでは、インボイス制度に対応した請求書の作り方を解説します。

ラボル請求書のインボイス対応方法

インボイス制度(適格請求書等保存方式)に対応した請求書を作成する場合、通常の12項目に加えて3つの追加項目が必要です。ラボルでファクタリングを利用する際、あなたが適格請求書発行事業者として登録している場合は、この対応が必須となります。


追加で必要な項目は以下の3つです。


  • 登録番号:税務署に申請して交付される「T」から始まる13桁の番号​
  • 適用税率:取引に適用される税率(10%または8%)を明記​
  • 税率ごとの金額・消費税額:税率ごと(例:10%など)に、金額と消費税額の合計金額を記載​

税率ごとの金額については、税抜金額・税込金額のどちらでも可能です。税率が1種類しかない場合(例:10%のみ)でも、税率と消費税額の記載は必須となります。

インボイス対応のテンプレートは、前述のMakeLeapsやThe Boardなどで無料ダウンロードできます。これらのテンプレートはインボイス制度対応版と非対応版の2種類をセットで提供しているため、自身の状況に合わせて選択できます。


インボイス登録番号の取得はe-Tax(電子申請)が推奨されています。ただし、ラボル利用時に必ずしもインボイス発行事業者である必要はありません。あなたが免税事業者の場合は、通常の12項目のみで問題ありません。

ラボル請求書の記載ミス防止策

ラボルの審査では、小さな記載ミスでも審査落ちの原因となります。特にAI審査では人間のような柔軟な判断ができないため、申請前のチェックが非常に重要です。


提出前の確認チェックリストを活用しましょう。
以下の項目を1つずつ確認することで、審査落ちのリスクを大幅に減らせます。


  • ✅ 請求先名が正式名称で記載されているか(略称は不可)​
  • ✅ 日付が正確か(発行日と取引年月日の混同がないか)​
  • ✅ 金額に計算ミスがないか(小計・消費税・合計の整合性)​
  • ✅ 振込先口座情報が全て記載されているか​
  • ✅ 業務内容が具体的に記載されているか(「コンサルティング料」のような曖昧な表現は避ける)
  • ✅ 支払期限が提出日から150日以内か

    参考)labol(ラボル)の審査に落ちる原因は?通過のポイントを解…


  • ✅ 取引先が法人であるか(個人宛は買取不可)

数字の記載ミスは特に注意が必要です。
金額の桁数を間違えたり、消費税の計算が合っていないと、「本当は存在しない請求書」と疑われます。電卓で再計算するか、Excelの計算式を利用して自動計算させることで、このミスを防げます。

取引先名の記載も慎重に行う必要があります。
取引先の名前が間違っていると、架空の会社と思われる可能性があります。株式会社を(株)と略したり、正式名称と異なる表記をすると、AI審査で不一致と判断されます。必ず取引先の登記簿や名刺、契約書に記載された正式名称を確認してください。


申請前に書類の内容を入念にチェックすることで、書類不備による審査落ちを回避できます。また、書類不備で審査に落ちた場合、ラボルからの信用も落ちる可能性があるため、最初の申請から正確な情報を提出することが重要です。


ラボル審査に通過する請求書の作成フロー

ラボルで確実に審査を通過させるには、正しい手順で請求書を作成することが重要です。以下のフローに従えば、記載漏れや形式ミスを防ぎ、AI審査で高評価を得られます。


ステップ1:テンプレートの選定と準備
国税庁推奨フォーマットに準拠したExcelテンプレートをダウンロードします。インボイス発行事業者の場合は、インボイス対応版を選択してください。


ステップ2:取引先情報の正確な入力
取引先の正式名称、住所、担当者名を契約書や名刺から転記します。略称や旧社名を使わず、登記簿上の正式名称を使用することが必須です。

ステップ3:取引内容の具体的な記載
「記事執筆料(5本、1本あたり10,000円)」のように、単価・数量・内訳を明確に記載します。「コンサルティング料として」のような曖昧な表現は避け、誰が見ても理解できる業務内容を記載する必要があります。


ステップ4:金額の計算と確認
小計(税抜)、消費税額、合計金額(税込)を計算し、整合性を確認します。Excelの計算式を利用すれば、計算ミスを防げます。税率が複数ある場合は、税率ごとに分けて記載してください。


ステップ5:振込先情報の記載
銀行名・支店名・口座種別・口座番号・口座名義を正確に記載します。この情報がないと即座に審査落ちするため、必ず記載してください。

ステップ6:支払期限の設定
請求書の提出日から150日以内の支払期限を設定します。151日以上先の支払期限だと、ラボルの規定により買取対象外となります。


ステップ7:最終チェックとPDF化
前述のチェックリストを使って全項目を確認した後、PDFまたは画像形式で保存します。Excelのまま提出するよりも、PDFにすることで改ざんリスクを減らし、信頼性を高められます。


参考)請求書、売れます - labol ファクタリング for 弥…


この作成フローに従えば、ラボルのAI審査で問題なく認識される請求書が完成します。次に、実際にラボルに提出する際のエビデンスの準備方法を解説します。

ラボル提出時に必要なエビデンスの準備

ラボルで請求書買取を申請する際、請求書本体だけでなく、取引の証拠となるエビデンスの提出が必須です。このエビデンスがないと、取引の実在性を証明できず、審査落ちの原因となります。


参考)https://labol.jpn.org/


ラボルが求めるエビデンスは、主に以下のようなものです。


エビデンスとして最も有効なのは、取引先担当者とのメールです。メールには取引先のドメイン(@会社名.co.jp)が含まれるため、取引の実在性を証明しやすくなります。


支払通知書も有効なエビデンスです。


実際の利用者の体験談によれば、請求書ではなく支払通知書を提出した場合でも、問題なく審査を通過できたケースがあります。契約形態によっては、請求書ではなく取引先から支払通知書を受け取る場合もあるため、その場合はそれを利用できます。

エビデンスの提出方法は簡単です。


ラボルの買取申請画面で、請求書とエビデンスをアップロードするだけです。スクリーンショットやPDF、画像ファイルなど、様々な形式に対応しています。


ただし、エビデンスの内容が不明瞭だったり、請求書の内容と一致しない場合は、審査落ちの原因となります。フォーム入力情報と提出書類が異なる場合も、審査に通過できません。エビデンスを準備する際は、請求書に記載した取引内容・金額・取引先名と完全に一致していることを確認してください。


参考)『ラボル』の審査は厳しい?審査落ちになる理由と対策を紹介


ラボル請求書の独自視点:源泉徴収対応

税務担当者が見落としがちなのが、ラボル請求書における源泉徴収の扱いです。フリーランス個人事業主の場合、取引内容によっては源泉徴収が必要なケースがあり、請求書の記載方法が通常と異なります。


源泉徴収が必要な主な業務は以下の通りです。


  • 原稿料・講演料・デザイン料などの報酬
  • 税理士・弁護士・司法書士などの士業報酬
  • 芸能人・モデルへの出演料
  • プロスポーツ選手への契約金

これらの業務で請求書を作成する場合、請求金額から源泉徴収税額(報酬の10.21%、100万円超の部分は20.42%)を差し引いた金額を「お振込金額」として記載する必要があります。

源泉徴収ありの請求書では、記載項目が以下のように変わります。


  • 小計(税抜)
  • 消費税額
  • 合計金額(税込)
  • 源泉徴収税額(新規追加)
  • お振込金額(合計金額 - 源泉徴収税額)

ラボルに提出する請求書でも、この形式を正確に反映させる必要があります。源泉徴収ありのテンプレートを使用すれば、計算ミスを防げます。

ただし、ラボルでファクタリングを利用する際の注意点があります。


ラボルが買い取るのは「請求書に記載された合計金額」であり、源泉徴収後の実振込金額ではありません。つまり、10万円の請求書(源泉徴収後の振込額は89,790円)をラボルに売却する場合、ラボルから受け取れるのは10万円から手数料を引いた金額になります。後日、取引先から実際に入金されるのは89,790円なので、差額の10,210円(源泉徴収税額)は自分で負担する形になります。


この仕組みを理解せずにファクタリングを利用すると、後で資金ショートを起こす可能性があるため、源泉徴収対象の請求書をラボルに提出する際は、事前に計算しておくことが重要です。源泉徴収税額は確定申告時に還付される場合もあるため、税務処理を正確に行う必要があります。


国税庁:源泉徴収が必要な報酬・料金等とは
上記リンクでは、どのような報酬に源泉徴収が必要かの詳細が記載されています。


税務処理の参考にしてください。