

あなた、誕生日1日ズレで控除110万円損します
公的年金控除の「65歳以上」は、誕生日ではなくその年の12月31日時点で判断されます。ここが最大の落とし穴です。
たとえば2026年中に65歳になる人でも、12月31日時点でまだ64歳なら「65歳未満扱い」です。つまり控除額は60万円のままになります。
逆に、12月30日に65歳になれば、その年は丸ごと「65歳以上」として扱われます。これは大きな差です。つまり年末基準です。
この違いで、所得税や住民税が数万円単位で変わることもあります。結論は年末年齢です。
控除額は年齢によって大きく変わります。特に最低控除額の差が重要です。
・65歳未満:最低60万円
・65歳以上:最低110万円
この差は50万円です。意外と大きいですね。
例えば年金収入が200万円の場合、控除差50万円はそのまま課税所得の差になります。税率10%なら約5万円の税差です。
たった1日の誕生日でこれが変わるケースもあります。これは使えそうです。
金融に興味がある人ほど、「受給開始年齢」や「誕生日基準」で判断しがちです。ですがこれは誤りです。
よくある誤解は以下です。
・年金受給開始=65歳扱い
・誕生日時点で判定される
・年度単位で区切られる
すべて違います。つまり年末判定です。
この勘違いにより、節税のタイミングを逃す人もいます。痛いですね。
この仕組みを理解すると、年齢の切り替わり年の戦略が見えてきます。ここがポイントです。
例えば、65歳になる年に一時的な収入(退職金や副収入)を得る場合、年末時点で65歳かどうかで税額が変わります。
このリスク対策として、「収入の受け取り時期を調整する」という考え方があります。具体的には、雑所得や副収入を翌年にずらす判断です。
収入時期の調整が重要です。
会計ソフト(freeeやマネーフォワード)を使えば、年ごとの税負担シミュレーションが簡単にできます。1回試算するだけでOKです。
あまり知られていませんが、「年金以外の所得」との組み合わせでも影響が出ます。ここが盲点です。
例えば、年金+アルバイト収入がある場合、控除差50万円がそのまま課税所得に影響します。結果として、住民税非課税ライン(約100万円前後)を超えるかどうかにも関係します。
非課税かどうかが分かれます。
住民税非課税になると、医療費や介護保険料の軽減などのメリットがあります。逆に外れると負担増です。
つまり、公的年金控除は単なる所得税の話ではなく、「生活コスト全体」に影響する重要ポイントです。結論は影響大です。
国税庁の解説(公的年金控除の詳細と計算式の参考)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1600.htm