

税理士と同じソフトを使わないと毎月3時間のムダが発生します。
JDL会計ソフトを導入したら、まず環境設定メニューから使いやすい設定に変更します。
参考)JDLの環境設定を変更。会計・税務ソフトを使いやすくしてみる…
特に重要なのが「挿入モード」の切り替えです。デフォルトでは上書きモードになっているため、摘要欄で「中部電力 9月分」と入力した後に「9」の位置で「電気代」と入力すると「中部電力 電気代」に上書きされてしまいます。挿入モードに変更すると、「中部電力 電気代 9月分」と正しく追記できるようになります。
これは基本中の基本です。
この設定は会計ソフトだけでなく税務ソフトの勘定科目内訳書などすべての入力に反映されるため、初期段階で必ず変更しておくべきです。環境設定は「ツール」メニューから「環境設定」を選択してアクセスできます。
設定変更後は、実際の取引データで試し入力を行い、意図した通りに動作するか確認してください。
JDL IBEX出納帳では、手書き帳簿と同じ感覚でデータを入力できます。
参考)データ入力|JDL IBEX出納帳 - 会計ソフト・経理ソフ…
入力項目は4つだけです。まず日付を入力し、次に取引区分(入金・出金)を選択します。続いて摘要を選択し、最後に金額を入力すれば完了です。簿記の知識がない方でも、現金出納帳・小口現金出納帳・預金出納帳・売掛帳・買掛帳を簡単に作成できる仕様になっています。
参考)出納帳入力|記帳ソフト/記帳省力化ツール JDL IBEX …
入力したデータは自動的に仕訳形式に変換されて画面表示されるため、自分の入力内容がどのような会計処理になっているか確認できます。この機能により、経理処理に不慣れな担当者でも自然に会計知識が身につきます。
つまり学習ツールとしても機能します。
また、摘要欄では過去に入力した取引内容が自動で候補表示されるため、同じ取引先への支払いや毎月発生する費用の入力が効率化されます。日付・金額・科目・摘要などの項目で検索条件を指定すれば、膨大なデータの中から特定の取引をピンポイントで検索できます。
参考)内容確認|JDL IBEX出納帳 - 会計ソフト・経理ソフト
頻繁に使う摘要文は辞書登録しておくと入力作業が劇的に速くなります。
参考)https://www.lan2.jp/acc/afa/afa200809004.html
JDL会計ソフトでは摘要辞書機能を使って、よく使う取引内容を短い読みで呼び出せるように設定できます。例えば「でんき」と入力すれば「電気代 ○○電力」が候補表示されるように登録しておけば、毎回フルテキストを打つ必要がありません。
摘要辞書の登録方法は簡単です。伝票入力画面で摘要欄にカーソルを置き、画面右下の「摘要辞書登録」をクリックすると登録画面が表示されます。「変更」ボタンから摘要文字列・読み・関連勘定科目を入力すれば登録完了です。
登録済み摘要は「Alt」+「↓」キーで呼び出せます。
参考)https://www.mahoujin.co.jp/manual/kaikei/topic/concept/c_hotkey.html
また、ショートカットキーを活用すると更に作業効率が上がります。「F9」キーで摘要登録画面を開き、「Enter」キーで次項目へ移動、「+」キーで貸借差額を自動代入できます。これらの機能を組み合わせれば、マウスをほとんど使わずにキーボードだけで高速入力が可能になります。
JDL会計ソフトの最大のメリットは、税理士事務所とのシームレスなデータ連携です。
参考)JDL会計ソフトの評判
顧問税理士がJDL製品を使用している場合、「Web POSTBOX」という私書箱機能を通じて簡単かつ安全にデータを受け渡しできます。作成したデータをドラッグ&ドロップでWeb POSTBOXに置くだけで、税理士事務所側では自動的にコンバートして財務システムに取り込まれます。
参考)JDLソフトの連携 | 横浜の税理士|さくら税理士事務所
これでデータ送付は完了です。
参考)https://www.jdlibex.net/ab-net/renkei-kaikei.html
税理士事務所から監査済みデータや分析資料を受け取る際もWeb POSTBOXを使えば、バックアップデータの受け渡しや仕訳の再入力作業を減らせます。会計事務所向けシェアが高いJDLだからこそ実現できる連携の円滑さが、税務担当者の業務負担を大幅に軽減します。
参考)FitGap
さらに「JDL NDストレージ」機能により、ソフトを起動するだけで自動的に会計事務所のサーバーから最新データが提供されるため、データの多重保管も実現できます。万が一PCが故障してもすぐに他のPCで復旧できる環境が整います。
JDL公式サイト - 会計事務所との連携機能詳細
上記リンクでは、Web POSTBOXの具体的な操作手順とデータ連携の仕組みが図解付きで解説されています。
JDL IBEX会計は、企業の組織形態に合わせて店舗別・事業所別の損益状況を把握できる部門管理機能を標準搭載しています。
参考)会計ソフト・経理ソフト - JDL IBEX会計
部門管理を利用するには、まず設定画面で部門管理を有効化します。次に部門登録メニューから必要な部門(例:本社・東京支店・大阪支店)を登録すれば、仕訳や出納帳入力時に部門を選択できるようになります。これにより同じ会計ソフト内で複数事業の会計を別々に処理しながら、決算時には統合した申告書を作成できます。
参考)https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2980710.html
部門別損益が一目でわかります。
また、固定資産管理機能も標準搭載されており、償却計算および資産台帳の作成が可能です。減価償却費の計算ミスは税務調査で指摘されやすい項目ですが、JDLの固定資産管理機能を使えば自動計算されるため、計算誤りのリスクを回避できます。
月次決算機能も搭載されているため、月ごとの経営数値を迅速に把握し、タイムリーな経営判断に活用できます。試算表・決算書・財務帳票など必要な管理資料を自動作成する機能により、税務担当者の作業時間を大幅に削減します。
他社会計ソフトからJDLへ移行する場合、データ取り込み機能を活用すれば過去データを引き継げます。
JDL IBEX BookKeeperを介さず、会計事務所側の作業だけで他社会計ソフトのCSVデータをJDL財務システムに取り込める機能が提供されています。具体的には、freeeやマネーフォワードなどの他社ソフトからCSV形式でエクスポートしたデータを、JDL側でインポートする流れです。
参考)「JDL(IBEX出納帳)の仕訳インポート」機能の使い方
移行作業は税理士に相談すべきです。
ただし、一部のデータは手動調整が必要になる場合があります。例えばJDLの「税抜」は他社ソフトの「税抜(別記)」に相当するため、インポート前に経理方式を合わせておく必要があります。また、勘定科目の体系が異なる場合は、インポート後に勘定科目のマッピング作業が発生します。
逆にJDLから他社ソフトへ移行する場合も、主要クラウド会計ソフトと同レベルの水準でCSV出力が可能です。「JDLで運用したら他の会計ソフトに移行できない」というのはよくある勘違いで、実際にはデータの移行性は確保されています。
参考)意外とできる!JDL | 横浜の税理士|さくら税理士事務所
ただし、CSV出力機能は「IBEX 出納帳 net」では有償オプションとなっているため注意が必要です。移行を検討している場合は、事前にCSV出力機能の有無と費用を確認しておきましょう。
マネーフォワード公式 - JDL仕訳インポート手順
上記リンクでは、JDLから他社ソフトへデータを移行する際の具体的な手順が画面キャプチャ付きで説明されています。