

あなたRE100銘柄でも株価3割下落します
RE100は企業が「使用電力を100%再エネにする」と宣言する国際イニシアチブで、日本企業の参加数は80社以上に達しています。これは世界全体で見ても上位クラスで、イギリスやアメリカに次ぐ規模です。つまり参加数だけ見れば、日本企業のESG意識は高い水準にあると言えます。結論は参加数は多いです。
ただし内訳を見ると、製造業よりもIT・小売・サービス業が中心です。例えばリコーやソニー、イオン、楽天などが代表例です。電力消費の大きい鉄鋼や化学は相対的に少なめです。ここが重要です。
投資判断では「参加しているか」より「達成可能か」を見る必要があります。達成期限は2050年が多いですが、途中目標がない企業も存在します。つまり宣言だけの企業もあります。これは注意点です。
RE100達成のための電力調達は主に3つあります。再エネ電力の直接購入、PPA(電力購入契約)、非化石証書の活用です。特に日本では非化石証書が多用されており、実質再エネとみなされます。つまり証書で補っている構造です。
例えばある企業では電力の70%以上を証書でカバーしています。物理的に再エネを使っていないケースもあります。これは意外ですね。
コスト面も無視できません。再エネ電力は一般電力より1kWhあたり2〜5円高い場合があります。年間1億kWh使う企業なら数億円の差になります。痛いですね。
このリスク回避には「電力調達構成をIR資料で確認する」行動が有効です。調達の質を見極める狙いで、統合報告書を確認するだけでOKです。〇〇だけ覚えておけばOKです。
RE100加盟の最大のメリットはESG評価の向上です。海外投資家は再エネ比率を重視し、MSCIなどの評価にも影響します。結果として資金調達コストが下がるケースがあります。つまり資金面で有利です。
実際、RE100企業はグリーンボンド発行で低金利を実現する例があります。通常より0.1〜0.3%低いケースもあります。これは長期では大きい差です。いいことですね。
ただし注意点もあります。ESG評価が高くても業績が悪ければ株価は下がります。2022年〜2023年にはESG銘柄でも30%以上下落した例があります。結論は万能ではないです。
短期投資ではなく中長期視点が前提です。〇〇が基本です。
RE100は理想的に見えますが、コスト増と供給リスクがあります。再エネは天候依存のため、安定供給には蓄電やバックアップ電源が必要です。ここがボトルネックです。
例えば太陽光は夜間発電できません。そのため火力や市場電力に依存する時間帯が発生します。完全100%は難しいです。厳しいところですね。
また日本は再エネ比率がまだ約20%台です。欧州の40〜50%と比べると低い水準です。つまり調達環境が不利です。
この状況で無理に達成するとコストだけ増えるリスクがあります。つまり利益圧迫です。〇〇に注意すれば大丈夫です。
検索上位では触れられにくい視点が「追加性」です。これは新たな再エネ設備を増やしているかどうかです。単なる証書購入では社会的価値は限定的です。ここが差になります。
例えばPPAで新設太陽光に投資している企業は評価が高いです。一方で既存電源の証書だけの企業は評価が伸びにくいです。つまり質の問題です。
投資判断では次の3点を見ると精度が上がります。
・再エネ比率の実態(証書依存か)
・中間目標の有無(2030年目標など)
・追加性の有無(新規投資か)
この3つで企業の本気度が見えます。結論は中身で判断です。
参考:RE100公式の日本企業一覧と詳細要件
https://www.there100.org/