

インドetf 比較の起点として、日本の個人投資家がまず候補に乗せやすいのは「NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty50連動型上場投信(1678)」「iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETF(201A)」「iFreeETF インドNifty50(233A)」の3本です。
1678は2009年上場の老舗で、Nifty50指数(税引後配当込み)に連動する国内最大級のインドETF、一方201Aと233Aは2024年以降に登場した後発の低コストETFで、同じNifty50をベースにしつつ信託報酬を引き下げているのが特徴です。
1678の信託報酬は年1.045%(税込)と旧来の水準で、2020年代のインデックスETFとしてはやや高めですが、長年の運用実績と純資産規模・流動性の厚さが強みです。
参考)<NF・インド株 ETF>インドの経済成長を資産形成に取り込…
対して201Aは信託報酬年0.385%(税込)程度と「国内インドETFで最低水準」と紹介されており、233Aも低水準の信託報酬を掲げるなど、コスト重視でインドETFを選びたい投資家にとって魅力的な候補になります。
参考)https://www.rakuten-sec.co.jp/web/lp/etf2024/pdf/etf2024-material_06.pdf
インドetf 比較で最もわかりやすく数字に跳ねるのが信託報酬の差です。
ある日本語解説では、年間信託報酬0.1%と0.9%のETFを20年保有したケースを比較するシミュレーションが示されており、0.1%のETFでは約375万円、0.9%のETFでは約318万円と、およそ57万円もの差が生じうることが紹介されています(元本や利回り前提は同じ)。
実際のインドETFでも、1678(1.045%)と201A(0.385%)の差は約0.66%あり、長期保有すればするほど複利の差が蓄積していきます。
インドのように高成長が期待される市場では「リターンが高いから多少コストが高くても問題ない」と考えがちですが、20年・30年と積み上げる長期投資ほど、低コストETFの優位性がじわじわ効いてくる構造です。
参考)インドETF全11種類を比較|選び方とおすすめを解説
また、201Aや233Aのような後発ETFは、信託報酬だけでなく運用報告書やETFの解説資料の中で「長期保有を意識した低コスト方針」をアピールすることが多く、運用会社側も“長期マネーを取りにいく商品”として設計している傾向があります。
一方で、老舗の1678はすでにまとまった純資産総額と流動性を確保しており、「売買のしやすさ」や「情報の蓄積」という別のメリットがあるため、単純に信託報酬だけで優劣を決めるのではなく、コストと実務面のバランスをどう取るかがポイントになります。
参考)NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型…
インドetf 比較では、分配金の有無や利回りも投資体験を左右する要素です。
一般にインドETFは年1〜2回の分配金支払いが行われる銘柄が多いものの、一部には先物運用が中心で配当を受け取らないため分配金が出ないETFも存在し、Monex証券の解説などでも「先物運用では分配金の源泉となる配当がないため、このETFは分配金が出ない」と注意書きがなされています。
これは、「インドの株価指数先物を使って指数に連動させているタイプ」と「現物株に投資して配当を受け取り、それを分配金として投資家に配るタイプ」の違いによるものです。
参考)https://info.monex.co.jp/news/2023/20230621_01.html
1678や201A、233Aは基本的に現物株や指数連動を志向するETFで、分配金を受け取れる設計になっていますが、先物運用型のインドETFでは値動きにレバレッジをかけたり、配当権利を持たない代わりに機動的な運用を行うケースもあり、同じ「インドETF」でも分配金戦略が大きく異なります。
分配金を再投資するか、そのまま受け取って生活費や別の資産クラスに回すかで、投資の“手触り”も変わります。
分配金再投資を重視するなら、分配金が安定して出る現物型のETFが向いており、キャッシュフローよりも値上がり重視で攻めるなら、「分配金なし・値動き重視」の先物型インドETFという選択肢も理論上あり得ますが、日本の個人投資家がNISAで長期保有する前提では、シンプルな現物連動型のインドETFが王道と言えます。
インドetf 比較で悩みやすいのが「国内ETFと海外ETFのどちらを使うか」という論点です。
国内上場のインドETFは、東証に上場しているため日本円で日本時間に取引でき、為替手数料を気にせず新NISAの成長投資枠で買えるというメリットがあります。
特に201A(iシェアーズ Nifty 50 インド株 ETF)は、「NISA成長投資枠の対象で、日本円・日本時間で取引可能、かつ信託報酬0.385%と低コスト」という組み合わせから、インドETF入門に適した候補として紹介されることが多いです。
一方、米国市場に上場しているインドETF(たとえばINDY、EPI、SMINなど)は、信託報酬がさらに低水準であったり、配当重視・中小型株特化といった多様なコンセプトの商品が存在しますが、ドル建て取引・為替手数料・税務(外国税額控除)など、運用のハードルは一段上がります。
参考)インドETF比較|red
国内ETFのデメリットとしては、「銘柄数が海外ETFより少ない」「信託報酬が海外ETFより高い傾向がある」「純資産が小さい銘柄では流動性リスクがある」などが指摘されています。
そのため、インドへのエクスポージャーを「NISA口座では国内インドETF(201Aや233A)」「特定口座で追加のリスクテイクをしたい部分だけ海外ETF」というように、口座や目的ごとに使い分ける戦略も現実的です。
参考)インド株おすすめの銘柄や投資信託は?成長の背景やリスク・投資…
インドetf 比較というと、つい信託報酬と分配金だけで決めてしまいがちですが、流動性や乖離率、セクター構成の違いも無視できません。
東京証券取引所やJPXのETF一覧では、各ETFごとの信託報酬だけでなく、マーケットメイクの有無や売買代金・新NISA対象かどうかなども確認でき、流動性を測るヒントになります。
インドETF比較を行った個人投資家の分析記事では、日本上場のインドETFとして「1678(Nifty50連動・大型株集中)」「MSCI指数連動でより広い市場をカバーするiシェアーズ系」「超大型株30銘柄に集中するSENSEX連動タイプ」などが挙げられており、同じインド株でもセクター配分や銘柄分散に差があることが示されています。
たとえばNifty50連動型(1678や201A)は金融セクター比率が3割超と高く、HDFC BankやICICI Bankといった大手銀行への集中度が大きい一方で、別のインドETFではエネルギーやIT、小型金融機関への配分が厚くなるケースもあり、「インドのどの部分の成長に賭けるか」でETFの選好が変わってきます。
ここが、検索上位ではあまり深掘りされない独自視点になり得る部分です。
インドの高成長が「人口増+IT・デジタル」「製造業シフト」「金融包摂」のどこから来ると見ているかによって、Nifty50一本足打法でいいのか、それとも中小型株や特定セクターへの比重が高いETFを組み合わせるべきか、ポートフォリオの設計は変わります。
たとえば、Nifty50連動の201Aをコアに保ちつつ、将来の内需・消費の拡大に賭けて中小型株中心ETFをサテライトで少量組み入れる、というような“二段構え”を取ることで、同じ「インドETF投資」でもリスクとリターンのプロファイルを調整できます。
インドetf 比較の結論は、「一番安いETF一択」ではなく、「自分の投資計画の中でインドをどう位置づけるか」で変わります。
長期のコアとしてインドを一定割合組み入れたいなら、信託報酬の低い201Aや233Aを新NISAの成長投資枠で積立し、Nifty50という大型株インデックスを軸に据えるのが堅実なアプローチです。
一方、短期~中期で値動きの妙味を狙いたい場合や、特定セクターに強いこだわりがある場合は、海外ETFも含めてセクター偏りのあるインドETFや、ボラティリティの高い中小型株型ETFをサテライトとして検討する余地があります。
その際は、JPXや証券会社のETFリストで売買代金・純資産・乖離率をチェックし、できるだけ流動性があり、指数との乖離が小さい銘柄に絞ることで、出口戦略の取りやすさと実質コストを両立させることができます。
参考)https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=onamp;getFlg=onamp;burl=search_domesticamp;cat1=domesticamp;cat2=noneamp;dir=infoamp;file=domestic_info240523_globalx.html
また、インドETFは為替ヘッジなしが一般的で、円高局面では現地株価が上昇しても円ベースのリターンが抑えられるリスクがあります。
そのため、「インド単体で見ると好調なのに、円ベースでは伸び悩む」という局面に備え、日本株や米国株、全世界株ETFとのバランスを取りながら、ポートフォリオ全体で通貨分散を図る発想も重要になります。
インドETFの全体像や、国内6銘柄・海外5銘柄をまとめて比較した一覧・解説がある日本語記事では、各ETFの信託報酬・対象指数・純資産・特徴を表形式で確認できるため、銘柄比較の起点として有用です(本記事全体で参照した内容の整理に役立つ参考リンクです)。
インドETF全11種類を比較|選び方とおすすめを解説(SOICO)

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