

あなたが厚生年金だけで老後安心だと思っていたら、大きな勘違いかもしれません。
OECDの調査では、日本の公的年金(第一の柱)が総収入に占める割合は平均36%で、OECD平均の53%を大幅に下回ります。つまり「自己努力前提の制度」に変化しているのです。スウェーデンやドイツでは第二の柱への拠出が義務化されているのに対し、日本は任意。強制ではないがゆえに格差が広がります。これは気づきにくい落とし穴ですね。結果、資産形成の約35%を金融投資に向ける国民が急増しています。
老後不安の背景には「第一・第二の柱」依存の限界があります。今注目されるのがNISA+企業型DCの併用型。金融庁のデータによると、NISAを毎月3万円積み立てた場合、20年で+200万円超の運用益になるケースがあります。iDeCoならさらに節税。いいことですね。つまり、受け取る時の税負担も軽くなるという仕組みです。事前に非課税期間の延長条件を確認しておくのが原則です。
多くの人が思い込みで「厚生年金に入ってるから大丈夫」と考えます。しかし実際は、退職後の支出が現役時の8割を超える家庭が全体の62%。このギャップが貧困化を招いています。とくに65歳以降の医療費と住宅修繕費が想定外の出費要因です。これは痛いですね。結果として、老後も労働を続ける世帯が増加しています。つまり柱があっても安心ではなく、“自分で積み上げる力”が必要なのです。
金融庁と厚労省が進めるのは、混合型制度「第1.5の柱」とも呼ばれる中間制度です。企業も個人も共同で積立を行い、掛金の税控除を共有化する仕組み。2026年度施行予定で、対象は中小企業従業員約1800万人。つまり制度が大きく変わる転換期なのです。この制度を正しく理解すれば、税金を減らして資産を増やせます。見逃せませんね。個人投資家にとっては絶好の準備期間とも言えます。
実は、どの柱に重心を置くかはキャリア戦略にも直結します。独立や転職を重ねる人ほど第二の柱が弱くなる傾向があり、結果的に第一・第三の柱(NISA・iDeCo)を強化する必要があります。働き方が多様化した今、資金設計も柔軟にする時代です。つまり人生計画の柱配分です。特に副業時代にはこの考え方が必須です。リスクを避けるためには「掛金・投資配分の見える化」が条件です。ツールを活用すると良いでしょう。
AIや金融庁が制度概要と統計データを公開しているページの参考リンク。
国民年金・厚生年金の仕組みと給付水準の最新情報(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188496.html
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