qps研究所 株価 pts 比較で決算業績と取引時間を深掘り

qps研究所 株価 pts 比較で決算業績と取引時間を深掘り

qps研究所 株価 pts 比較で押さえる投資視点

qps研究所 株価 pts 比較の全体像
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東証とPTSの価格差を読む

東証終値とPTS株価のギャップから、翌日の寄り付き傾向や短期需給をどう読み解くかを整理します。

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決算と業績トレンドをチェック

売上成長と赤字拡大、自己資本比率など、QPS研究所のファンダメンタルを概観します。

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PTS取引時間と戦略

昼・夜のPTS取引時間と、ニュース・決算発表と絡めた戦略的な使い方を紹介します。

qps研究所 株価とpts比較の基本と夜間ギャップの見方

 

QPS研究所は人工衛星コンステレーションを用いた高頻度観測を目指すスタートアップで、2020年代後半に上場した新興銘柄です。こうした成長期待の高い銘柄は、材料ニュースや決算発表のタイミングで東証とPTSの株価が大きく乖離しやすい特徴があります。
実務的には、東証の終値と夜間PTS株価の差(GAP)を一覧表示してくれるサイトを使うと、翌朝の寄り付き方向をざっくり予測しやすくなります。たとえば東証終値1,700円に対してPTSが1,715円(+0.88%)であれば「高寄り予測」という形で需給バランスが視覚的に示され、短期トレードの判断材料になります。

 

参考)QPS研究所 PTS株価:MONEY BOX

このギャップには、海外投資家や情報感度の高い個人が夜間に動いた結果が反映されていることが多く、決算や大型受注など「サプライズ材料」後は特に注目度が高まります。一方で、出来高が薄いまま単発の成行注文で大きく株価が振れることもあるため、値動きだけでなく出来高や板の厚みも合わせて確認することが重要です。

 

参考)(株)QPS研究所【5595】:決算情報 - Yahoo!フ…

QPS研究所のような新興銘柄では、PTSでの小さなギャップが翌日の日中セッションで誇張されるケースもあれば、逆に寄り付きでギャップが一気に解消されるケースもあり、毎回同じパターンに当てはまるわけではありません。そのため、「PTSで上がったから買い」ではなく、「なぜPTSで動いているのか」という背景情報をセットで確認する習慣がパフォーマンスの差につながります。

 

参考)(株)QPS研究所【5595】:株価・株式情報 - Yaho…

QPS研究所の株価とPTSギャップを日々メモしていくと、例えば「決算翌日の寄り付きまではPTSの方向に動きやすい」「IRが弱いときはPTSの動きがダマシになりやすい」といった、その銘柄特有のクセが見えてきます。こうした銘柄ごとのパターン認識は、汎用的なテクニカル指標よりも実務的に役立つことが多く、個別株を追いかける醍醐味のひとつとも言えます。

 

参考)QPS研究所【5595】の業績・財務推移[通期・半期・四半期…

QPS研究所PTS株価と東証終値の差を一覧で確認できるサイト(ギャップ分析の参考)
QPS研究所 PTS株価・東証株価比較(Money Box)

qps研究所 株価と決算・業績トレンドから見るファンダメンタル

QPS研究所の2026年5月期第1四半期決算では、売上高が4.25億円と前年同期比21.5%増と順調な成長を示している一方、営業損失4.1億円、経常損失4.85億円と赤字幅が拡大している点が目立ちます。衛星の開発・打上げ・運用には巨額の先行投資が必要なため、事業が軌道に乗るまでの数年間は赤字計上が続くビジネスモデルであると理解しておく必要があります。
一方で、資産合計は223.62億円、負債合計77.19億円、純資産146.42億円という構成で、自己資本比率は62.2%から65.5%へと上昇しており、財務安全性はむしろ改善傾向にあります。現金および預金が20.22億円減少する一方で、人工衛星の計上額が36.09億円増加しており、現金が有形の衛星資産へと転換している状況が数字から読み取れます。

通期業績予想では、売上高40億円(前期比49.2%増)、営業損失22億円、経常利益6億円、当期純利益5億円を見込んでおり、売上規模の拡大とともに損失からの脱却を中期視点で狙う姿勢が示されています。第1四半期の時点ではこの予想に修正はなく、会社側は衛星コンステレーションの拡充と顧客獲得の目処に一定の自信を持っていることがうかがえます。

過去の通期業績を見ると、売上高は2024年5月期1,653百万円から2025年5月期2,681百万円へと増加している一方、営業利益や純利益はマイナスで推移しており、研究開発・設備投資負担の重さが数字に表れています。しかし自己資本比率は60%台の水準を維持しており、資本性の高い調達を行いつつ成長フェーズを乗り切ろうとしている点は、新興ハイテク企業として一定の評価余地があります。

 

参考)(株)QPS研究所【5595】:業績・財務・キャッシュフロー…

投資家目線では、「短期的なEPSの悪化」と「長期的な売上ポテンシャル」をどうバランスして見るかがポイントであり、株価が調整している局面でPTSが過度に売られている場合は、長期投資家にとって仕込みどきになるケースも出てきます。こうした局面では、決算資料で示される衛星の打上げスケジュールや顧客との契約進捗を一つひとつ確認し、「売られ過ぎ」か「妥当なリスク評価」かを自分なりに検証する姿勢が求められます。

QPS研究所の最新決算や財務情報の詳細(決算短信の読み解きに有用)
QPS研究所【5595】決算情報(Yahoo!ファイナンス)

qps研究所 株価とpts比較で押さえたい取引時間と有利な活用シナリオ

PTS(私設取引システム)は、証券取引所を経由せずに株式を売買できる仕組みで、証券取引所の立会時間外でも取引可能な点が大きな特徴です。SBI証券ではデイタイムセッションが8:20~16:30、ナイトタイムセッションが17:00~23:59とされており、一般的な東証の取引時間(9:00~11:30、12:30~15:00)よりも長く、夜間のニュースを即座に株価に反映できます。
楽天証券でも夜間PTS取引(JNX)は17:00~翌朝6:00までの取引時間を設定していますが、実際の注文受付・取引時間は17:00~23:59とするなど、証券会社ごとに微妙な違いがあります。そのため、QPS研究所のように材料が夜間に出やすい銘柄を追う場合は、自分が利用している証券会社のPTS取引時間と手数料体系を事前に確認しておくことが実務上非常に重要です。

 

参考)夜間取引/PTS取引の取引時間

PTSでは呼値刻みが取引所よりも細かく、SBI証券の場合は取引所の10分の1ではなく「1万分の1」の刻みで注文できるため、より細かい価格で約定する可能性があります。このため、東証の板では届かない微妙な価格での指値が成立することがあり、QPS研究所のようにボラティリティが高い銘柄では、短期売買の精度改善に役立つ場合があります。

 

参考)https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=onamp;getFlg=onamp;burl=search_domesticamp;cat1=domesticamp;cat2=ptsamp;dir=ptsamp;file=domestic_pts_01.html

一方で、夜間PTSでは出来高が薄くなりがちで、大口売買が板を一気に動かしてしまうリスクも無視できません。特に決算直後や大型IRの直後に「慌てて飛びつく」と、実際のファンダメンタルに比べて割高な価格で約定してしまい、翌朝の東証寄り付きで含み損を抱える展開も起こり得ます。

QPS研究所に関しては、決算発表や衛星の打上げスケジュール、新規顧客との契約発表など「明確なイベント」が控えていることが多く、それらの前後でPTSの板をウォッチする習慣をつけると、東証の寄り付き前に市場の期待感や不安心理を測ることができます。特に、事前に発表されていた内容と比べてサプライズが大きかった場合は、PTSの値動きが翌日のギャップをかなり正確に示唆することもあるため、イベントカレンダーとPTSをセットで管理すると効率的です。

PTS取引時間・呼値・手数料など制度面の詳細(実務的な取引設計に役立つ)
PTS取引 (昼・夜) の概要(SBI証券)

qps研究所 株価で見る新興宇宙ビジネス特有のリスクとリターン

QPS研究所は、衛星を多数打ち上げてコンステレーションを構築し、高頻度かつ高解像度の地球観測データを提供することを目指しているため、1件あたりの受注規模が大きい反面、案件獲得のタイミングによって四半期ごとの業績ブレが非常に大きくなりがちです。この構造は、ソフトウェアSaaS企業のようなストック型ビジネスとは異なり、「大口案件が乗るたびに山ができる」プロジェクト型の収益構造に近いと考えると理解しやすくなります。
そのため、単一四半期だけを切り取って「赤字だからネガティブ」「売上が伸びたからポジティブ」と判断するのではなく、少なくとも通期予想との乖離や、2~3期分のトレンドで評価する視点が欠かせません。特に、2025年・2026年にかけては売上高が伸びているにもかかわらず営業損失が続いているため、「どのタイミングで損益分岐点を越えるのか」を自分なりの前提で試算し、その前提が崩れたときに撤退するかどうかのルールを事前に決めておくことが重要です。

また、宇宙関連銘柄の株価は、為替や世界情勢、打上げロケットの遅延・失敗など、企業単体の業績だけではコントロールできない外部要因の影響も受けやすくなります。たとえば、自社衛星の打上げが他社ロケットに依存している場合、そのロケットの不具合や射場の事情でスケジュールが遅れれば、売上計上のタイミングも後ろ倒しになり、株価が短期的に大きく揺れる可能性があります。

一方で、地政学的リスクや災害リスクの高まりにより、高頻度の衛星画像データ需要が増えていることも事実であり、「平時のシナリオ」だけでなく「非常時のニーズ」をどう取り込めるかが中長期的な成長シナリオの鍵になります。QPS研究所のような企業は、防災・インフラ監視・農業・保険など多岐にわたる領域にデータを提供しうるため、IR資料で示されるユースケースの広がりにも注目しておきたいところです。

このような背景から、QPS研究所の株価は短期的なボラティリティが大きくなりやすく、PTSを含めた時間外取引では特に値動きが激しくなる傾向があります。その一方で、衛星数の増加と顧客基盤の拡大により、一定の規模感に達したあとには、サブスクリプション的なデータ提供モデルに近づき、収益の安定性が高まる可能性もあり、「成長フェーズの荒波」をどう乗りこなすかが投資家の腕の見せ所となります。

QPS研究所の業績推移・財務指標を一覧で確認できるサイト(通期・四半期ベースの推移把握に便利)
QPS研究所【5595】業績・財務推移(株探)

qps研究所 株価とpts比較を活かす実践チェックリスト(独自視点)

投資判断の精度を高めるうえで、QPS研究所の株価とPTSの動きを追う際に、毎回同じ観点でチェックする「自分用テンプレ」を用意しておくと、感情のブレを抑えやすくなります。以下のようなシンプルなチェックリストを運用することで、短期トレードと中長期投資の両方で一貫性のある意思決定がしやすくなります。

  • 東証終値とPTS終値のギャップ(%)をメモする。
  • PTSの出来高と、直近5営業日平均の出来高を比較して、異常値かどうかを確認する。
  • その日の材料(決算、IR、ニュース、レーティング変更など)が「サプライズかどうか」を自分なりに評価する。
  • 決算なら、会社予想およびコンセンサスとの乖離をざっくり整理する。
  • テクニカル的に重要な価格(直近高値・安値、節目の価格)と、PTSの価格位置関係をチェックする。

さらに、中長期でQPS研究所に投資する場合は、衛星の打上げ計画や顧客数・契約数の進捗を「KPI」として適宜追いかけることが大切です。たとえば、「衛星●基体制になったら黒字化に近づく」「データ提供のサブスクリプション契約が●社に達したら再評価」といった自分なりのマイルストーンを設定し、それに照らして株価やPTSの反応を観察すると、短期的なノイズと本質的なトレンドを切り分けやすくなります。

また、PTSでエントリーした際には、「翌日のどのタイミングまでにどの条件なら利益確定・損切りするか」を事前に決めておくことで、夜間の値動きに感情を振り回されにくくなります。特に、新興宇宙関連銘柄のようにボラティリティが高い銘柄では、事前のルールメイクがないと、PTSで高値掴みしたあとに東証寄り付きで狼狽売りをしてしまう「往復ビンタ」が起こりやすいため、チェックリストとセットでルールを運用することがリスク管理の要となります。

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QPS研究所【5595】株価・PTS情報(SBI証券 国内株式)

 

 


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