《微笑みの王国タイ~お土産を買うならロイヤル・プロジェクトとOTOP!(1)》


はじめに:本ブログ記事執筆後の2016年10月13日に、記事内でも触れさせていただいたプミポン国王陛下(ラーマ9世)が御崩御されました。在位70年4カ月の長きに渡りタイを支えられた国王陛下のご冥福をお祈りするとともに、タイ国民の方々に深い哀悼の意を表します。


サワディカー!(タイ語で「こんにちは」)
カーボンプロジェクトディビジョンの榊原です。

今回は、私がプロジェクトを担当するタイ王国についてご紹介したいと思います。ご飯がおいしくて、マッサージも格安、キレイなお姉さん(お兄さん?)もたくさんいる微笑みの王国タイは、旅行先としても人気ですよね。観光地のため、お土産も種類が豊富で、何を買ってよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そんな方にお勧めなのが、ロイヤル・プロジェクトとOTOPです。
今回の記事では、まずロイヤル・プロジェクトについてご紹介します。


ロイヤル・プロジェクト

ロイヤル・プロジェクト(Royal Project)は、その名の通り、タイ王室の方々によって開始されたプロジェクトです。1950年代初めからの長い歴史を持ち、国王をはじめタイ王室の方々が、自らの資金を用いてタイ国民の生活向上のためのプロジェクトを積極的に実施しています。

一口にロイヤル・プロジェクトと言っても、その内容は様々です。代表例として、プミポン国王陛下が発案・開始し、現在ロイヤル・プロジェクト財団(Royal Project Foundation)の管轄下にある山岳民族の生計支援プロジェクトが挙げられます。山岳民族は元々焼畑やアヘンの原料となるケシ栽培で生計を立てていましたが、焼畑農法は持続可能なものではなく、またケシ栽培による健康被害も甚大でした。そこで、焼畑やケシ栽培の代わりに、持続的で健康的な生計手段を山岳民族に与えようと始まったのが、プミポン国王陛下のロイヤル・プロジェクトです。

ロイヤル・プロジェクト財団管理の下、山岳民族によって栽培された高品質な農産物は、ロイヤル・プロジェクトブランドとしてタイ国内に流通され、バンコク市内のスーパーマーケットでも見かけることができます。写真1がロイヤル・プロジェクトのブランドマークですので、タイのスーパーマーケットに行かれる際には、是非探してみてください。

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写真1 ロイヤル・プロジェクトブランドのほおづき。上にある金色のマークがロイヤル・プロジェクトブランドのロゴマークです。

私は昨年、このロイヤル・プロジェクトを行っているサイトを訪問しました。中でも特に印象的だったのが、チェンマイから車で3時間ほどのミャンマー国境沿いにあるドイ・アンカーン(Doi Ang Khang)です。標高1,300mに位置するアンカーンは「タイのスイス」とも呼ばれており、熱帯気候のタイとは思えないほど涼しいです。夜は気温が10℃を下回り、ユニクロのライトダウンが手放せないほどでした。正式名称はRoyal Agricultural Station Angkhangと呼ぶそうで、広大な敷地の中で、花や果物・野菜の研究や、山岳民族への農法指導などが行われています(写真2)。宿泊施設やレストラン、バラ園・ハーブ園などもあり、タイ国民にとっては観光地としても人気のようでした(写真3)。

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写真2 Royal Agricultural Station Angkhang敷地内の農場
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写真3 Royal Agricultural Station Angkhangの入口

ロイヤル・プロジェクトには他にも、プミポン国王陛下の亡きお母様・シーナカリン王太后が始められ、現在はメー・ファールアン財団(Mae Fa Luang Foundation)が運営しているタイ産素材を使ったオリジナル雑貨店や、タイ国民から大変人気のあるシリントーン王女殿下が運営され、少数民族への職業訓練を通じて作られた手作り工芸品を扱うプーファーショップ(Phu Fa Shop)があります。

また、ロイヤル・プロジェクト関連ショップでは、高品質な農産物や、お菓子などの加工食品、伝統工芸品などが販売されており、外国人訪問者でも気軽に購入することができます。バンコク市内や空港でも見かけることができますので、是非一度お立ち寄りください(写真4)。

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写真4 チェンマイ国際空港内のロイヤル・プロジェクトショップ

次回は、工芸品などを扱うタイの一村一品運動OTOP(One Tambon One Product、オートップ)についてご紹介します。
それではみなさん、サワディカー!(タイ語では、「こんにちは」も「さようなら」もサワディカーです。)

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