芸人のジミー大西さんが過去に深刻な借金問題に直面していたことをご存知でしょうか。その借金の総額はなんと1300万円にも達していました。ジミーさんは風俗やギャンブルに溺れてしまい、その結果、借金を重ねることになったのです。
一時期は借金取りが自宅にまで足を運び始め、ジミーさんは更なる借金をしてキャンピングカーを購入。これに乗って逃げ回る生活を送っていました。連絡が取れない状況になってしまったため、師匠である明石家さんまさんとも連絡が取れなくなってしまったというエピソードもあります。
借金問題は、最終的に所属事務所が肩代わり。ジミーさんは、「1人で考えていてもややこしくなるだけ。追い込まれたときは、まず大切な人に相談しよう」という教訓を伝えています。
ジミー大西といえば、その天然ボケが特徴的なお笑い芸人ですが、彼がどのような経歴を持っているかご存知ですか?
ジミー大西の本名は「大西秀明」で、その名前の由来は豊臣秀吉から「秀」と、元日に生まれたことから「明」を組み合わせたものです。彼の生年月日は1964年1月1日、つまり60歳(2024年時点)です。また、彼の身長は160cmとなっています。
また、ジミー大西はもともとはさんまの運転手として働いていました。しかし、運転免許取得までにはなんと半年もの時間がかかり、その間さんまにはたくさんのお金を送ってもらっていたそうです。その金額、なんと「車がもう1台買えた」というほど。
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さらに、ジミー大西は彼の特異な才能を見出した萩本欽一から「このボケが意図的であればチャップリン以来の天才喜劇役者だ」と絶賛されました。しかし、実際には彼の「ボケ」は全て天然だったのです。
そして、ジミー大西の最も驚くべき特技は、その異常に鋭い嗅覚です。彼は「沢山並べられたスリッパの中から女子アナの履いたスリッパを当てる」というゲームで警察犬を相手に勝利したことがあります。また、アフリカでの絵画修業時には、広大な平原を徘徊しているアフリカゾウをただの臭いだけで探し当てたこともあるのです。
明石家さんまさんとジミー大西さんの間には、長い年月を経て築かれた深い絆があります。その出会いは、ジミーさんがまだ吉本興業で裏方として働いていた頃、大失敗をしたときに始まりました。その時、さんまさんが登場し「なんか変わってんな」と言い、ジミーさんを助けてくれたのです。
その後、さんまさんの仕事が増え、運転手が必要になったとき、ジミーさんは「ハイ、僕します」と即答しました。しかし、その時彼はまだ運転免許を持っていませんでした。さんまさんから「2週間で免許取れるとこあるやろ、行ってこい、お金渡すから」と言われ、ジミーさんは免許取得に挑みます。しかし、結果的には半年もの時間がかかってしまいました。
それからさんまさんの付き人、運転手となったジミーさんは、彼にとって数々の迷惑をかけてきましたが、さんまさんはいつも理解してくれました。それが今でも続いていて、ジミーさんは「今でも小遣い、ちょっともらってるんです」と語っています。