

楽天でいちごをふるさと納税すると、2,000円の自己負担だけでスーパーより高品質ないちごが手に入ると思っていませんか?実は2025年10月以降、楽天ポイントが一切つかなくなったので、選び方を間違えると損をします。
楽天ふるさと納税でいちごを選ぶとき、まず頭に入れておきたい大きな制度変更があります。2025年10月1日より、総務省の告示改正にともなって、楽天をはじめとするすべてのふるさと納税ポータルサイトからのポイント付与が全面禁止となりました。それ以前は、楽天スーパーセールや買い回りキャンペーンを使って最大で数千ポイントをもらいながらいちごを申し込めていたため、「楽天でふるさと納税するのが一番お得」という認識を持っていた方も多いはずです。
ポイントはつかなくなりました。
ただし、これはあくまで「ふるさと納税ポータル経由のポイント付与」が禁止されたということ。楽天カード自体で付くカード払いのポイントや、楽天銀行との組み合わせによるポイントなど、決済サービス由来のポイントについては引き続き受け取れる場合もあります。そのため楽天経済圏に住んでいる人にとっては、楽天ふるさと納税を使い続けるメリットが完全にゼロになったわけではありません。ただ、以前のような「ポイント還元率で選ぶ」という選び方は、2025年10月以降には通用しないので注意が必要です。
つまり今は「返礼品の還元率」で選ぶのが基本です。
還元率とは、寄付金額に対して返礼品の市場価値がどれだけあるかを示す数字で、計算式は「返礼品の実売価格 ÷ 寄付金額 × 100」で求められます。たとえば寄付1万円に対して市場価値6,200円のいちごが届くなら、還元率は62%ということになります。これはコンビニで言えば、1,000円払って620円分の商品がもらえるようなイメージです。法律上の上限は30%と定められていますが、実際には市場価格の調査方法によって60%を超えるケースも珍しくありません。
楽天ふるさと納税のポイントルール変更についての公式説明は、以下のページで確認できます。
楽天ふるさと納税のポイント付与ルール変更の詳細(楽天公式)
https://event.rakuten.co.jp/furusato/notice/20250901/
楽天ふるさと納税でいちごを選ぶとき、品種の違いを知っておくと後悔が少なくなります。いちごは「どれも似たような味」と思われがちですが、品種ごとに甘さ・サイズ・酸味のバランスがまったく異なります。以下に代表的な人気品種をまとめました。
| 品種 | 産地 | 特徴 | 旬の時期 |
|---|---|---|---|
| あまおう | 福岡県 | 大粒・濃厚な甘さ・酸味のバランス◎ | 12〜3月 |
| あまりん | 埼玉県 | 糖度18〜20度・希少ブランド・極甘 | 12〜3月 |
| とちおとめ | 栃木県 | 果汁豊富・甘みと酸味のバランス良い | 11〜3月 |
| とちあいか | 栃木県 | 酸味少なく断面がハート型・新品種 | 1〜3月 |
| さがほのか | 佐賀県 | 酸味控えめ・日持ちよし・大きめサイズ | 2〜4月 |
| 紅ほっぺ | 静岡県 | 果肉まで赤い・スイーツ向き | 2〜4月 |
特に注目したいのが埼玉県ブランドの「あまりん」です。平均糖度が18〜20度と、一般的ないちごの平均糖度13度と比べて格段に高く、「日本一甘いいちご」とも呼ばれています。埼玉県内の生産者しか作れないブランドのため、スーパーではほとんど見かけることがありません。これは使えそうです。
一方、楽天ふるさと納税での人気ランキング上位に安定して入るのは「あまおう」です。福岡県産の大粒で果肉がぎっしり詰まったあまおうは、ふるさと納税の返礼品でも還元率62%以上のものがあり、コスパ面でも優秀。1パック270g前後のものが6パックセットで届くものが人気で、家族で食べ比べながら食卓を楽しめます。
まとめると「甘さ」を最優先するなら「あまりん」、「コスパと味のバランス」を重視するなら「あまおう」がおすすめということです。
いちごはデリケートな果物です。ふるさと納税のいちご返礼品を選ぶとき、発送時期と自分の受け取り予定をしっかり合わせておかないと、届いたときには傷んでいたという失敗につながります。厳しいところですね。
フレッシュないちごは、一般的に11月頃から5月頃にかけて発送されます。ただし品種によって旬の時期がそれぞれ異なるため、届く月もバラバラです。たとえばあまおうは12〜3月が旬の中心で、さがほのかは2〜4月頃がもっとも甘い時期です。楽天での人気商品には「先行予約」のタイプも多く、旬が始まる前から申し込みが始まっているものも珍しくありません。人気返礼品ほど、旬の時期を迎える前に受付終了になるケースがあるので、欲しい品種が決まったら早めに申し込むことが大切です。
いちご返礼品の配送に関して知っておきたいのが「賞味期限の短さ」です。生鮮いちごは発送日から4〜6日程度が消費期限の目安で、届いたその日か翌日には食べ始めるのが理想です。不在続きで食べ損ねてしまうと傷んでしまうため、届く日程をあらかじめ把握しておく必要があります。多くの返礼品はクール便(冷蔵)で届きますが、夏場を避けた冬〜春の発送が品質安定には有利です。
届いたらすぐ食べるが原則です。
食べきれない場合は冷凍保存が有効で、洗ってへたを取り、水気を拭き取ってから冷凍袋に入れれば1か月ほど保存できます。冷凍したいちごはスムージーやジャム作り、ヨーグルトのトッピングにも使えます。特にまとまった量が届く定期便タイプを申し込む場合は、冷凍保存の活用がほぼ必須になります。大量のいちごが届いたとき、冷凍保存を前提にしておけば無駄なく使い切れます。
楽天でも「冷凍いちご」として最初から急速冷凍された状態で届く返礼品もあり、鮮度の心配が要らない点で主婦には嬉しい選択肢です。量のコスパも高く、1万4,000円で3kg以上届く(1万円換算で約2.14kg)ものもあります。
楽天ふるさと納税でいちごをお得に選ぶなら、還元率を意識した比較が欠かせません。以下に主な品種別の高還元率返礼品をまとめます。
| 品種 | 自治体 | 寄付額 | 還元率 |
|---|---|---|---|
| あまおう(540g) | 福岡県小竹町 | 7,500円 | 約62% |
| あまおう(訳あり約1,620g) | 福岡県赤村 | 10,000円 | 約70% |
| 紅ほっぺ(2パック) | 静岡県静岡市 | 5,000円 | 約53% |
| とちおとめ(1kg) | 福島県伊達市 | 12,000円 | 約42% |
| 冷凍いちご(3kg〜) | 静岡県牧之原市 | 14,000円 | 約37% |
注目は福岡県赤村の「訳ありあまおう」です。テレビ番組「ヒルナンデス」でも紹介されたほどで、還元率70%というのはいちご返礼品の中でもトップクラス。「訳あり」とは形が不揃いなどの理由であって、味は通常品と変わりません。家庭用に使うのであれば見た目は関係ないので、コスパ重視の方には特におすすめです。
還元率だけ見ればOKというわけではありません。
量のコスパでいちばんお得なのは、静岡県牧之原市の冷凍いちご3kgタイプで、1万円あたり約2.14kgが届きます。スーパーでいちご1kgあたりの販売価格が2,000〜3,000円程度であることを考えると、その差は歴然。ふるさと納税を使えば、同じ金額でスーパーの3〜4倍量のいちごが手に入る計算になります。
楽天での申し込みは手順がシンプルで、楽天市場の検索窓に「ふるさと納税 いちご」と入力して表示された商品ページから寄付手続きを進めるだけです。ワンストップ特例制度を使えば確定申告不要で税控除が受けられますが、申請書の提出期限は寄付した翌年の1月10日と決まっているので、年末ギリギリに申し込む場合は手続き日程を確認しておきましょう。
ふるさと納税の上限額シミュレーションは、楽天のサービスサイトや各種ふるさと納税サイトで無料で計算できます。自分の年収に合った限度額の把握が最初のステップです。
いちごのふるさと納税還元率・コスパランキングの詳細情報
https://www.furusato-tax.club/ranking/strawberry.html
ふるさと納税のいちご返礼品は、「1種類を大量に頼む」だけが正解ではありません。品種ごとに旬の時期が異なる特性を活かして、複数の自治体にそれぞれ少額ずつ寄付することで、秋から春にかけていちごを何か月もかけて楽しめます。いいことですね。
たとえば10月頃に「とちおとめ(栃木)」を申し込んで11〜12月に受け取り、12月には「あまおう(福岡)」を申し込んで1〜2月に受け取り、さらに2月に「あまりん(埼玉)」や「さぬきひめ(香川)」を申し込んで3〜4月に受け取る、という形にすると、ほぼ半年間、異なる品種の旬のいちごを楽しめます。一度の寄付で大量に届けてもらう方法より、食べ頃に食べ切れる量ずつ分散させる方が無駄なく美味しく食べられます。
分散して申し込むのが賢い使い方です。
ワンストップ特例制度の条件は「5自治体以内への寄付」であることを覚えておきましょう。同じ自治体に複数回寄付するのはカウント1つで済むため、たとえば「あまおうが好きだから福岡の複数品種を複数回」という申し込み方にすれば自治体数を節約できます。
また楽天ふるさと納税では食べ比べセットとして「3品種いちご食べ比べセット」のような返礼品も存在します。1回の寄付で複数品種を楽しめるため、初めてふるさと納税でいちごを申し込む方にも向いています。品種ごとの違いを把握してから次回は好みの品種を大量に申し込む、という使い方もできます。
さらに独自の視点でご紹介したいのが、「定期便×いちごジャム活用」という戦略です。毎月いちごが届く定期便タイプを選んだ場合、ピーク時には1か月に複数パックが届き食べ切れないこともあります。この場合、完熟して柔らかくなりかけたいちごでジャムを作ると無駄なく使い切れます。手作りジャムは市販品と違って添加物がなく、子どものパンにも安心して使えます。ふるさと納税でまとめて届くいちごをジャムに加工して瓶詰め保存すれば、夏場のかき氷シロップや、ヨーグルトのソースとして長く活用できます。定期便の到着量と保存方法をあらかじめ計画しておくと、いちごを最後まで美味しく楽しめます。
品種情報の詳しい解説と最新ランキング(ふるさとチョイス公式)
https://www.furusato-tax.jp/feature/a/series_strawberry