

三井住友カード ゴールド(NL)は年会費が通常5,500円(税込)ですが、年間100万円の利用を条件に翌年以降の年会費が永年無料になる設計で、一般的なゴールドカードとしてはかなり攻めたコスト構造になっています。 一方、三井住友カード プラチナプリファードは年会費33,000円(税込)と一気にハードルが上がる代わりに、通常利用の還元率が1.0%とゴールド(NL)の0.5%の倍になっており、ポイント特化型プラチナカードとして位置づけられています。
基本還元率の違いに加えて、両カードとも対象コンビニや飲食店(セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなど)で最大7%還元が狙える設計ですが、プラチナプリファードはさらに「プリファードストア」と呼ばれる特約店で最大10%還元を狙えるのが大きな差です。 また、プラチナプリファードは海外外貨決済で+2%還元が上乗せされるため、海外旅行や海外通販を利用する人ほどゴールドとの実質的な差が開きやすい構造になっています。
参考)三井住友カード プラチナプリファードの還元率や年会費、付帯特…
プラチナプリファードの継続特典は「100万円利用ごとに1万ポイント(最大4万ポイント)」という設計で、年間400万円まで段階的にポイントブーストがかかる仕組みになっています。 これに対して三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円利用で1万ポイント+翌年以降の年会費永年無料というセット構造で、実質的に1万円相当のポイント+年会費5,500円分の価値をまとめて狙えるのが特徴です。
損益分岐点に関しては、公式や各種シミュレーションでも「通常利用ベースで年間200万円あたり」がプラチナプリファードとゴールド(NL)の境目とされることが多く、プラチナプリファードは200万円以上使うとトータルの獲得ポイントが年会費を上回りやすくなります。 ただし、特約店(プリファードストア)をどれだけ使うかによって分岐点は動き、特約店で+9%相当の上乗せがあるケースでは年間33万円前後の利用でも年会費を相殺できる、というやや意外な計算例も紹介されています。
参考)プラチナプリファードとゴールド(NL)はどっちを持つべきか徹…
三井住友カード プラチナプリファードとゴールド(NL)の年会費や継続特典、損益分岐点の詳細を確認したい場合は、公式マガジンのシミュレーション記事が参考になります。
三井住友カード公式:プラチナプリファードの損益分岐点解説
ポイント還元だけを見ると、通常利用0.5%のゴールド(NL)に対し、プラチナプリファードは1.0%還元に加えて、プリファードストアで最大10%還元、海外外貨決済で+2%と、使い方次第で「日常+特約店」で還元率が大きく跳ね上がる構造を持っています。 公式・比較系サイトでは、セブン-イレブンやマクドナルドなどの日常店舗を中心に解説されることが多いですが、プリファードストアには航空券予約サイト、ホテル予約サイト、EC、サブスクなども含まれており、出張や旅行、オンラインサービスの支払いを集中させると、意外なほどポイントが積み上がるケースがあります。
また、SBI証券のクレカ積立を併用することで、プラチナプリファードなら積立額に応じて最大3%のポイント還元が狙えるとされ、NISAや積立投資をしている投資家にとっては実質的な「運用コストの圧縮」として機能する、という視点も見逃せません。 一方、ゴールド(NL)もクレカ積立でポイントが貯まるため、投資額がそこまで大きくない場合や年会費を抑えたい場合は、ゴールド(NL)+クレカ積立+対象店舗7%という組み合わせでも多くのメリットを享受できるため、「投資額やプリファードストア利用の比重」が両者を分けるポイントになります。
参考)三井住友カード プラチナプリファードの損益分岐点は?ゴールド…
プリファードストアの最新一覧や還元率の詳細、SBI証券のクレカ積立ポイントについては、公式の案内ページを確認しておくと安心です。
三井住友カード公式:プラチナ・ゴールドカード特典一覧
ステータス面では、プラチナプリファードは「高還元に特化したプラチナカード」という位置づけで、一般的なプラチナカードでよく語られるコンシェルジュやプライオリティ・パスのイメージとは少し異なる、ポイント特化型ステータスカードという立ち位置を取っています。 一方、三井住友カード ゴールド(NL)は、見た目や名称としてはゴールドランクながらも、年会費無料化の条件が用意されているため、「実用性重視の高コスパゴールド」という性格が強く、ステータスアピールというよりは普段使いのメインカードとしての評価が高いのが特徴です。
付帯サービスでは、プラチナプリファードは空港ラウンジ利用、海外旅行傷害保険(最高5,000万円・利用付帯)、家族カード年会費無料など、トラベル系・ファミリー向けの安心感を高めるサービスが揃っています。 これに対してゴールド(NL)は同じく旅行保険や国内空港ラウンジサービスを備えつつも、カード自体がナンバーレスでセキュリティ性が高い点や、タッチ決済との相性の良さが評価されており、「普段はゴールド(NL)、特定のシーンだけ別のカード」というような使い分けもしやすいカードです。
参考)三井住友カードプラチナプリファードをナンバーレスに切り替えて…
検索上位では「年間200万円以上利用ならプラチナプリファードがお得」といった損益分岐の話がよく取り上げられますが、実際には「どの支出をどのカードに集約するか」を細かく設計しないと、理論上のシミュレーションどおりにポイントが貯まらないという落とし穴があります。 例えば、プリファードストア対象外の支出や、クレカ積立の上限を超えた部分、家族それぞれの決済がバラけている場合などは、想定していた還元率よりも低いまま年間を終えてしまい、「思ったほど年会費を回収できなかった」と感じるケースが珍しくありません。
そこで一歩踏み込んだ戦略として、三井住友カード ゴールド(NL)をVISAとMasterの2枚持ちにして、決済先ごとにブランドを使い分けるパターンや、プラチナプリファード1枚+ゴールド(NL)1枚の組み合わせで「特約店・投資・海外=プラチナ」「それ以外の日常決済・年会費無料枠=ゴールド」と役割を分担させるパターンが考えられます。 特に家族全体で見ると、家族カードを無料で発行できるプラチナプリファードで大きな支出と旅行をまとめつつ、親やパートナーにはゴールド(NL)を持ってもらい、各人が年間100万円の利用ラインを狙って年会費無料化&ボーナスポイントを取りにいくなど、複数枚前提のポートフォリオ発想で設計すると、単純な1枚比較では見えてこないリターンが期待できます。
参考)三井住友カード プラチナプリファードを徹底解説|使い方・評判…
複数枚持ちやブランド違いの2枚持ちなど、三井住友カードの上級者向け活用法については、比較系ブログの具体的なシミュレーション記事が参考になります。
三井住友カード プラチナプリファード VS ゴールド(NL)×2枚のシミュレーション